TOB Official Blog

東大唯一のオリジナル曲制作・演奏サークル、TOB(東大オリジナルバンド研究会)のブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「記憶」曲評

おはようございます、こんにちは、あるいはこんばんは。1期のRAと申します。


昨年も本サークルのコンピレーションCD「開化」に曲評を投稿したのですが、「こう聴かれているというのが分かって面白い」「新たな発見がある」などとのお声を頂きまして、ならばと本年も調子に乗りましてこうして書かせていただきました次第です。自分もそうですけど、創作したものに感想や評価がつくというのは作者としては少なからず嬉しいものなのですね。


個人的な話をさせていただくと、2016年は自らの就職活動の惨敗に幸か不幸か分からない留年宣告が加わるという、凶星輝く厄年でありました。そういうわけで、何の因果か本年度も現役メンバーとしてTOBに関わることになったのですが、本来なら既に去っているべき人間として、せっかくだから少しでも何か遺していかなければという気持ちと、若い者たちの邪魔をしてはいけないという気持ち、半々に混ざった心境を抱えております。そのうちの前者、すなわち去り行く僕の遺物のひとつとして、当記事が後輩諸君の創作活動の香辛料くらいになれば良いなと思います。


まあ、単に文章を書くのが好きだからというのも大いにありますが。ハイ。


昨年と同じく、「コードとかの細かいことはよく分かんないけど、このへんがこういう感じでこっちはこう思ったよ!といった体で書いております。そういう意味ではやはり「曲評」ではなく「感想」と呼ぶべき代物なのですが、どうかお付き合い願います。


メンバーの名前については、CDに載っているものに準拠しています。同一人物なのに異なる名義を使ってる人もいますが、少なくとも内部メンバーの皆様は誰が誰だかは大体ご存知でしょう? 一応、ご存知でない皆様にも分かるような書き方をしたりしなかったりします。


なお、何故か本年は全編ともほぼ敬体です。ただの気分です。他意はありません。


***************************


01:A Bus StopA Bus Stop


正統派ポップロックといった感じの爽やかな曲からのスタート。このA Bus Stopというバンドは本サークルの2016年度合宿、通称「革命的バンドサークル夏合宿」で結成されたものなのですけど、2015年度のSUIKA BARSといい、こうやってちゃんとコンピCDまで昇華させるのは偉いなぁと思います。両バンドとも、ボーカル担当の鬼神Y. Kuroseメンバーに圧力をかけてバンドを存続させ、音源制作までこぎつけたとか何とか聞きましたけども、本当のところはどうなんでしょう? いや、どちらにせよ褒めてるんですよ。褒めてます。ハイ。


わくわくするようなギターリフから始まり、「わん、つー、すりー、ふぉー!」の掛け声。わずかにハネるリズム、全編に渡って入っているボンゴやサビで入るタンバリンといったパーカッション群、キーボードによる踊るような裏フレーズ、それら全てが合わさって、気持ち良い軽快さと仄かな憂鬱を伴う明るさが表現されています。それが大変歌詞とマッチしているんですよね。


その歌詞の方は、とある学生男女の淡い恋愛をそれぞれの視点から交互に歌うもの。Kurose女性側ナガトモが男性側を歌うツインボーカル仕様で、サビにはコーラスも入る豪華仕様。個人的には、「ちょっといつもと違う気がして毛先少しだけ巻いてみたの あの人は気づいたかな?」というフレーズが好きですね。同じテーマでもっと危ない曲を平気で書くような人間とバンドをしている身なのもあって、この純粋な甘ったるさは大変新鮮です。


そういえば、合宿の際「こんな恋愛したことないから歌詞を作るのが大変だった」というような裏話を聞きましたが、大抵の人間には多分こんな経験ないのではと思います。そうでありながら、この曲に限らず、世の中ではこういった系統の歌詞がたくさん書かれています。ある種の理想を詩にしてメロディに乗せる、それは歌を創作する上でのひとつの醍醐味ということなのでしょう。そういう未経験を歌うことが、このバンドにとっての「革命(※合宿での共通作曲テーマのひとつ)」であったのです。


ミックスはスタジオが展開しているサービスに委託したようで、そりゃあ上手いわけだよぅ……




02:駆け出しの忍者's12345!


パンク! これはパンクですよ諸君!


「各々が未経験の楽器で演奏する」というコンセプトで組まれたこの駆け出しの忍者'sというバンド。結成から1年以上経って、ライブでも何だか最近微妙に上手くなってきたので「駆け出し」でもなくなってきたのですが、以前は正直なところいくら何でも下手過ぎて聴くのがキツいという印象ばかり先行していましたから、バンドのイメージを残しつつ人に聴かせるという意味では今くらいのヘタウマ感がちょうど良いんじゃないかなという気もしています。でもあまり上手くなり過ぎても困りものなので、これからは加減が大切です。金魚草(そういうバンドがあるのですが詳細は各自でお調べ下さい)が上手くなってたら嫌なのと同じですよ。


それはさておき、やきそばパンマン(この人、前曲では「僕はなんにもできないし冴えない男だからとか歌ってたんですよ?)が作詞・作曲を一手に担うこの曲。曲名でもある「12345!(ワンツースリーフォーファイブ)」が、特に何の意味も持たないのにこれでもかとばかりにしつこく繰り返される。昨年の「開化」でも「イマジナリーライン」で同じことを申し上げましたが、いわゆる「リンダリンダ」手法です(「イマジナリーライン」の場合は意味のある歌詞の連呼だったので、こちらの方がより「リンダリンダ」に近いですね)。この曲だけでなく、駆け出しの忍者'sはこの手法を用いたキャッチーな作風が特徴です。演奏技術や細かい作曲技巧を二の次にしてキャッチーさを重視するという点が、まさに古き良きパンクロックといった感じで最高ですね。曲自体も2分弱と短いので、何回でも聴いていられます。


ライブでは毎回歌詞が異なるため、この曲そもそも固定歌詞が存在したんだなぁくらいの驚きがありました。そういうわけでこの曲の歌詞は「12345!を引き立てるためだけに存在する文字の羅列くらいに思ってもいいような気はしますが、この歌詞の男気溢れるアグレッシブな感じもいかにもパンクで良いですね。あと、台詞として叫ばれる「え? 何ビビってんの、何でお前飛ばないの? 罰ゲームとか言い訳にならないからさァ!」がすごく好きです。パンクっぽさをよく押さえているなぁナガトモやきそばパンマンは。彼最近やきそばヘアーじゃなくなったんですけどね。




03:駆け出しの忍者'sI wanna be a funky boy


あいわなびぃーーーふぁんきぼーい、いぇす! \いぇす! いぇす!/


僕は全英詞の邦楽というものが好きではないのです。というのも、そもそも歌とは、非言語的表現手段であるところの音楽にわざわざ言語的表現手段である詩を乗せていく、ある意味では対立する二つの表現を同時に成立させる行為であり、どうせやるのであればそれぞれの長所を活かして二重に受け手へ伝わるような形であるべきと思っているわけですね。そして邦楽の受け手とはほとんどが日本語を母語とする日本人ですから、当然歌詞も日本語で書かれていなければ大多数の受け手にはその意味するところを分かってもらえないのです。ゆえに全英詞などもってのほか。日本人は他国と比較しても相当英語がニガテなようですしね。たとえかっちりした文法は理解していても、実践機会が無さ過ぎて喋るのと聞くのがダメダメ。英語で歌を聴いても、その貧弱な知識と経験で辛うじて分かるところ以外は何言ってるかも分からない。


ハイ、で、その「分かるところしか分からない」のがまさにこの曲であり、そしてこの曲はその「分かるところ」だけ分かってもらえれば十分にその目標を達成していると言ってよいと思われるのであります。やきそばパンマンが実際どう思ってるかは知りませんし知ったことではありませんが、結局「I wanna be funky boy」さえ伝われば、残りの歌詞はあろうがなかろうが、歌えていようがいなかろうが、この曲は成立するのです。そして彼らはパンクバンドですから、それで全く問題なく良い曲であると言えるわけですね。いち聴き手としてはそのように思っております。


曲調の方は、「12345!」と同じ駆け出しの忍者'sですから、同じような印象を受けるのが当然と言えば当然なのですが、こちらは作曲が加藤ファンキーくんなのですね。違うメンバーが同じような作風で曲を作れる、素晴らしいことです。パンクとは技巧的には簡素さを求めていくものですから、そんな難しいものでもないと言えばそうなのですけど、それでもです。




04:raincoat「群青」


出ました、TOBが誇る変態バンド第一弾、raincoatです。昨年度のコンピレーションCD「開化」では彼らが開幕を飾っていましたが、本年度は前3曲から一転ダークサイドへ堕ちるその瀬戸際のように配置されています。諸事情によりバンドは消滅してしまったようで、仕方ないとはいえ大変もったいない。


3/4とも12/8ともつかぬベースリフ、それがバスドラムによって3/4に規定され安定をみたかと思えば、すぐにその16分音符3つ分を1拍とした5拍子に転換、ドラムのキメを挟んで疾走感のある4拍子に雪崩れ込んでいきます。このイントロだけで僕としてはもう既に満足です(相変わらず変拍子が大好きなもので)。そのままAメロを駆け抜け、暗闇を彷徨うようなBメロを経由して、海岸を走るようなサビへ。このサビが何回聴いても何故かカルピスかサイダーのCMで流れてそうという印象。そういう感じだと思って聴くとそんな気がすると思います。ここからまた速度を落として2番に突入するなど、次々展開されるHaggy#ワールド。彼の作る曲はかなり技巧的ですが、それでありながら聴き手をあまり選ばない聴きやすさも残せるのは流石だなぁと(曲によりますが)。


歌詞の方は印象派というか、「出来た曲を聴いて何となく思ったことを歌詞として書いてみたらこうなりました」とでも言いそうなもの(違ったらごめんね)。言葉選びの特徴として、対称性・対照性の意識が強いですかね。「低い/遠い」「鈍く光った/輝き出した」「東/西」とか。よく使われる作詞手法ですが、使う人と使わない人、きっちり分かれている印象があります。また、暗鬱としたAメロ・Bメロの歌詞に対して、サビの「見えてる物が見えなくなったって 何回だって立ち上がるんだってというフレーズが解放的で心地良いですね。このフレーズがあるからカルピスかサイダーっぽいのかもしれません。


あ、7→7→6→6→7→7→6→6拍子のギターソロお疲れ様です! よく弾けますねぇこんなの……




05:掌「ベリードボーンズ」


で、我々はいよいよ暗黒面へ向かうわけであります。僕ことRAドラムで参加している変態バンド第二弾、掌です。もっともその変態性は、様々なベクトルに強烈な個性を持つ各メンバーによってraincoat以上に鮮烈を極めています。ボーカルのルカさん(唯一の良心)にはいつもご迷惑おかけしております。バンド自体はこの一年間で様々な紆余曲折を経て現在の形に落ち着いておりますが、細かい話は割愛ということで。


ところで、掌には結成当初もう一人まともな精神を保っていた人間がいまして、それが本曲の作詞・作曲担当、小川夕日でした。お聴きになれば即座にご理解いただける通り、彼の良心・常識・観念はこのバンドへの参加を通してすっかり塗り替えられてしまっのであります。いや、これは彼がもともとその心の奥底に秘めていたもので、それがこのバンドに参加するなかで露呈しただけという説もあります。


というわけで、彼としては異色とも言える雰囲気を放つこの曲ですが、5/86/8を組み合わせたイントロ、3拍子でゆったり通過するAメロ・Bメロ、サビで4拍子に解放され、そして6拍子で締めるという、変拍子をふんだんに活用して混沌とした世界観を構築したものとなっています。低音を主体とした重めのギターリフとそれを徹底的に支えるベース、随所に凝らされるキーボードフレーズ、そして透明感のあるボーカルの歌声。これらが重層的に響き合い、壮大なサウンドを生み出しています。2番の後の間奏後半、狂ったようにランダムに鍵盤を押すキーボードソロが、どういうわけか曲にぴったりマッチする不思議。5分半があっという間です。


もう救いはない」と歌う通り、歌詞は終わりのない暗闇を永遠に彷徨い続けるようなもの。彼もHaggy#もそうですが、ある意味で表面的な情景/場景描写が特徴の「A Bus Stop」のような歌詞の書き方とは異なる、自身に隠されている精神の洗い出しみたいな動機で独り悶々と考えていくような作詞が積極的に行われているように感じます。「ベリードボーンズ」とはスマホゲームアプリ「Buriedbornes」のことで、本曲はこのゲームを基に作られたものだということなのですが、「埋められて生まれた者達」の探求という意味では何か共感するところがあったのかも分かりません。たまたまと言ってしまえばそれまでですが、そもそもそういう発見はあまり意識的に起こせることではありませんので。




06:時田はるか「アガリ」


救いがねぇ……


奇才的音楽性を惜しげもなく放つ時田はるか(今年はこの名前で行くことにしたようですが、毎年のように名義が変わってます)がコンピCDに捻じ込んでしまった、怪奇極まるこの曲。TOBはオリジナル"バンド"サークルですが、入部から3年経っても彼はバンドというものの何たるかを理解する気がないようです。こういうのが一人いるから面白くなるというのはあるのですが、バンドとして活動している時にはもう少しバンドサウンドにベクトルを寄せてほしいと、僕は彼にずーっと前から繰り返し繰り返し申し上げております。未だに寄せてくれる気配はありません。


とか何とか言いつつも、個人的にはこの曲自体はとても好きです。往年のホラーゲームのBGMのような雰囲気四方八方から聴かされる低音、不協和音、ノイズ、旋律めいた何か、クワイヤー。それらが一瞬途切れ、また鳴り出す。何かが起こりそうで、何も起こらない。そんな緊迫感を無慈悲に感じさせられます。


真夜中に暗闇の中で聴くと良いでしょう。出来ればイヤホンではなくスピーカーで。あなたの耳に届くあらゆる音がこの曲の要素になります。




07:Oyen Icedizzy


引き続きインスト曲。暗黒を抜け出したら急に曲調が穏やかになりました。僕はこのOyen Iceという人をよく知らないのですが、こんな曲を作る人間もいるんですねぇ。


ファイナルファンタジーⅩの影響だと思いますが、こういう曲を聴くと、僕の頭の中には、人が少ない南国の海辺のイメージが浮かびます。真っ青な空と白い砂浜、海はエメラルドグリーン。海鳥の鳴き声と、さざ波の寄せる静かな音。浜辺を見下ろす崖の上からの視点。燦然と輝く太陽の眩しさに、思わず目を細め――。


タイトルは「dizzy」すなわち「めまい」ですが、一口に「めまい」と言っても、頭がくらくらして目の前が暗くなること、視界がぐるぐる回ること、強烈な光を見て一瞬目が見えなくなることなど、様々な症状があります。僕は「目が眩む」方の「めまい」を感じたわけですが、皆様はいかがでしょうか。




08:BlackspriteW


Haggy#がひたすら4期をいじめるバンド(第一印象)。


12/8だと思ってたら実は12/164つ割りでしたという、Aメロ→Bメロの鮮やかなテンポ変化。間奏の6/4ラスサビ前に一瞬入る3/4。「群青」に引き続き、Haggy#節再び炸裂という感じです。raincoatでも掌でもブレない彼の作風はこのバンドでも一貫しているのですが、後輩たちに君の難曲群を演奏させるのは流石にやめてやれよと初登場時からずっと思ってましたし今でも思ってます。よくついていけるねぇメンバーのみんなも……


作詞は4期のヨネくん。今年度は本サークルの代表でもあります。つまりBlackspriteは、3期代表と4期代表が在籍するバンドになったわけですね。頑張って下さい。それはさておき、深い水("W"ater?の底から浮き上がってくるような構成の歌詞が、曲調とマッチしていて綺麗です。2セットあるABメロの対句的表現、それと「真っ暗な青い世界」が個人的には好きです。真っ暗なのに色があるという、固定的観念を振り切った言葉選びが素晴らしい。hinaさんの低音めでハスキーなボーカルも大変かっこいいですね。既にそうしてはいると思いますが、この特徴ある歌声をもっともっと積極的に活かす方法を模索していくといいんじゃないかなと思います。




09:Haggy#「或る休日のAM11:00


またお前かい! そう思ったでしょうけども、この曲での彼のスタイルは他の2曲とは違います。これはセンスが光る。


本来は録音においてノイズというものは敬遠され、音源に入り込むべきものではない余計な音として扱われます。ゆえに、録音段階でもミックス段階でも各担当者は何とかしてノイズをカットしようと奮闘する、これが常であります。空調の音がうるさいからとエアコンを切って、汗だくで録音したりもするらしいですね。


ところが彼はそれを敢えてしなかった。換気扇か何かの音、近所の人たちの話し声、時計の秒針、鳥の鳴き声、車のブレーキ音、その他有象無象の生活ノイズ全てを、この曲の要素として味方につけてしまったのです。それら全てが「或る休日のAM11:00」を表現している。CD音源ならではのアンビエンスが魅力の一曲です。


ライブでこの雰囲気を再現しようがないのが惜しいですね。それとも、同期音源でも使いますか?




10:A Bus Stopera


革命的バンドサークル夏合宿における共通作曲テーマ「」「革命」の、「」の方の曲。


満月が輝く夜に、街灯もない田舎道を散歩している時に歌っているような雰囲気。ゆったり歩いているくらいのテンポと、後ろへ引っ張られる重いノリが停滞感を生んでいます。ギターのふわっとした音色に加え、シンセサイザーとピアノが幻想的な雰囲気を形作っていて、オケだけでも世界観が完成しているという点では「A Bus Stop」と同じ意識を感じます。楽しい曲にしたいから楽しく作ろう、静かな曲にしたいから心を落ち着けて作ろう、そういった意識。作曲者たちの素直な意図が曲に乗っているので、聴き手にもそのまま伝わってくるのではないでしょうか。


重く閉塞的というだけでなく、歌詞にはある種のカタルシスが表れています。 人類は何千年もの歴史を経てきましたが、月を見上げながら「僕」はふと思うのです。人間とは愚かではないのか? 支配してばかり、見下してばかり、争ってばかり、そんな人間である自分もまた、ちっぽけな存在なのではないか? たまたまその日誰かと喧嘩して、それを後悔しているのかもしれません。たまたまその日誰かの陰口を囁いて、それが急に恥ずかしくなったのかもしれません。「僕」は、月に見下ろされながら嘆きます。でもその輝きは言うのです。それに気付くことが大事なのだと。その積み重ねが、新たな時代を作っていくのだと。月は、そんな人間の営みをずっと見守ってきたその存在は、「僕」にそう伝えます。きっと明日の「僕」は、新たな時代の一歩を踏み出すことでしょう。……というような物語がこの曲には詰まっていると感じられるなぁ、というお話です。


余談ですが、ドラマーとして、2Bメロ入りのキメが小気味良くハマっていると感じました。



11:ORAL HUMAN HISTORY「夜華」


「記憶」のラスト(誰が何と言おうとラストです)を飾るのは、ORAL HUMAN HISTORYが送る、いかにもエンディングといった雰囲気の一曲。


遅めのテンポで進行する6拍子に乗せて淡々と繰り返されるギターリフが寂寥を感じさせます。いつまでも繰り返すというのは、いつか終わることへの拒否であり、「サザエさん」めいた永遠なるループに安寧を見出そうとする意識です。そんな構成の中に現れる停滞はある種の自問であり、ふと至った疑問であり、しかし解答はやはりループ。よってこの曲は再びサビへ展開していくのです。同じ歌詞を叫び続けるこのサビが、「紅い華」を焦がれて「夜を待つ」のがこの曲における解だというわけです。どうせならフェードアウトで終われば良かったのに、とちょっと思いましたね。


――そして、TOBの「記憶」は次の世代に語り継がれるのです。



12:Daphne「オルタナティヴシティ」


……で? 何で入れたのこれ? ねぇ? 何で?


ホント入れりゃいいってものじゃないと思うんですが、困ったことに僕ことRAも参加しているこのおまけトラック「オルタナティヴシティ」。Daphneというバンドは正確にはTOB発ではなく、昨年度東京大学で開講された講義「ボーカロイド音楽論」、通称「ぱてゼミ」をTOB部員が受講しており、その期末課題(オリジナル曲の創作・投稿)のために結成されたものです。そのため、TOBの人間ではないメンバー、そもそも人間ではないメンバー(鏡音リン)も混じっています。なお僕は受講もしてなければそもそも東京大学の人間でもないので、参加こそしましたが単位的な恩恵はゼロです。


曲評ではありませんが、何も書かないのも面白くないので、曲紹介を。あくまで講義の課題であったために講義内容に沿う必要があったため、メンバーで話し合って講義からさまざまな要素を抽出し、途中経過はすっかり忘れましたが、結果として「ループ」をテーマにしました。それを軸に、他の多くの要素と合わせて「破壊された廃墟の渋谷で延々と同じ記憶を見せ続けられる」といった趣旨のショートストーリーを僕が書き(僕は歌詞レベルまで削ぎ落とす能がないので)、さらにそこからThanatosが捨象して歌詞にする、という手順を踏んでいます。そういうわけで、1番と2番の歌詞はほぼ同じ、Cメロで一瞬見える真相はラスサビで再び隠されてしまうという、夢も希望もない曲となっております。


恐ろしいことに、今年度も開講されている「ボーカロイド音楽論」で先日この曲が流されたとか何とか。一体どう扱われたのでしょう……


***************************


以上11+1曲、本年度TOBコンピレーションCD「記憶」の曲評を書かせていただきました。敬体で書くと何だか高尚に見えますね。


昨年度自分が「開化」に寄せた曲評を読んでいたところ、アニメ映画「心が叫びたがってるんだ。の一節を引いている部分がありました。小さい頃に「玉子の妖精」に「呪い」をかけられて以来話そうとすると腹痛が起きるという高校生の女の子が、クラスメイトの男の子と話したことから、歌なら問題なく声が出せることに気付き、クラスで行うミュージカルの主役を務めるというストーリー。


この主人公の女の子の言う「呪い」とは、ネタバレしてしまうと一種のトラウマなのですが、彼女ほど重度でなくとも、人間誰しも、伝えたいけれど伝えにくいこと、言いたいけれど言えないこと、言葉にしたいけれど言葉にならないことを抱えることがあると思います。それは社会的・環境的要因からであったりとか、単なる語彙力不足であったりとか、内的な問題が理由だったりとかします。そういう時に我々がアウトプットとして使うことの出来る手段が、オリジナルの曲を作ることであると僕は思うのです。


TOBメンバーでも、他のサークルでコピーバンドを組んでいる人はたくさんいます。組んでない人の方が少ないのかもしれません。それは重要なことです。楽器を演奏しようと思った動機は他のアーティストへの憧れから、という人は少なくないでしょう。あのバンドのあの曲がやりたい、この人みたいに演奏出来るようになりたい。そうした動機から、人は先人の生んだ曲のコピーを練習し、演奏します。クラシック界隈など顕著で、彼らは何世紀も前に作られた曲を(少なくとも譜面上は)未だにコピーしています。それはその名の通り「古典」の再現であり、クラシックはジャンルとしてそういう形で確立しているのですから、それで良いしそうでなければならないわけです。


ところで、ジャズやロックといった後発の音楽ジャンルに関わる者が、先人のコピーに終始するということ、これはどうなのでしょう。世の中にはそういう人間の方が数多くいるのでしょうし、別に真っ向から否定は致しません。ただ、せっかく自分を表現するいち手段に触れておきながらそれを目的としてのみ捉える、そこに僕はもったいなさを感じます(ジャズシーンのことはあまりよく知りませんが、彼らは譜面上のコピーの中にも常にアドリブという要素を取り入れて自らを積極的に表現しているのではないでしょうか)。


最広義のロックにおいては、その踏んできた歴史から考えて、そもそも「コピー」などという概念はあるべきでないと言って差し支えないかも分かりません。革新を求め自らを主張していく手段として、ロックという音楽は成ったわけですから。技術的な意味での継承は必要なことですから、そういう理由でコピーを行うのは、当然通るべき道です。しかしロックは手段です。自分はこう思っている、こういうことが言いたい、こんなふうに感じている、こんな人間なんだ、それを音(と言葉)で伝えること、それが元来の目的なのです。


そういうふうに考えると、我々がTOBという環境でわざわざ専門としてオリジナル曲を作っているということに、もう少し根源的な意味が見出せるんじゃないかなぁと。そう昨年の僕は期待して、曲評の最後に「ここさけ」を引いたのでしょう。「(不器用だけど)音に乗せれば何か伝えられる」という特殊技能、せっかくこんなサークルに入ったのですから、是非とも培っていってほしいものです。


以上です。参加者の皆様にとって何かの足しになれば幸いです。そうでない皆様、是非我々の「記憶」が詰まったこのCDお聴き下さい。

スポンサーサイト

【新歓企画】曲紹介/アルバム紹介第三弾【2017】

by 時田


こんにちは、2期の時田です!新歓時期も終わりですね。TOBに入ってくれた方々、これからよろしくお願いします!また、TOBは年度途中からの入会も歓迎ですので、新歓期に迷っていたけど結局入らなかった、オリジナルもやりたくなった、オリジナルバンドを組んだけど披露する場がないといった方はぜひTOBへの入会をご検討ください!


今回は新歓企画としてやってきた曲/アルバム紹介企画の最後です。このような企画がなくてもブログではTOBのメンバーが各自音楽や作曲に関する記事を投稿していますので、これからもチェックお願いします!そして新入部員の方々もどんどん記事を書きましょう!


凡例 曲名(アルバム名)/アーティスト名(by 紹介者のHN)




狩りから稲作へ/レキシ (by 小川)



ようこそTOBへ!2期の小川です、お会いする機会があればよろしくです~。 こちらにいらっしゃるみなさんは大なり小なり作曲に興味がありますね?あります。 では、実際に曲を作ったことはありますか?さすがにこれは人それぞれだと思います。 この記事では「とっかかりはええんやけど曲が完成せえへん……」という人のほうを向いて話をします。 どうすれば曲になるのか?まず暴論をいうと、世の中には0秒の曲などもあります。あなたが曲であると主張すればそれは曲です。ただ、なかなかバンドメンバーが納得する確率が低そうですね。 聞かせる相手が現代日本人ということを考えると、「長さはおよそ3分~5分」「パートは歌・ドラム・ベースとなんか和音を出すやつがある」「Aメロとかサビとかがある」くらいはクリアしておくほうがよさそうです。
パートに関しては、あなたはバンドやりたいパーソン(ポリティカルコレクトネス)なので心配がないです。いちばんしんどいのはさいごの「展開の組み方」です。これが組めれば長さはいい感じについてきます。

ではどうすれば展開が組めるか?一から考えるのはしんどいので、パクるとよいです。というか、パクって文句言われないです。 そもそも展開を組むときや把握するときには何が基準になるのでしょうか?現代日本人は彼らが「サビ」と呼ぶ部分が曲の中心だと信仰しているそうなので、「ほかの部分がサビとうまくつながるかどうか」というのはよさそうです。 だったら、うまくつながるというのは何だというのか!さまざまなパターンがあります。長くなりましたが、今回はいちばんコスパがよいやーつを紹介します。

展開の起伏をつけるためには、メロディに加えリズム、コード、キメ、フレーズ……ほぼ無限に等しい要素を考慮します。しかし、なぜ起伏をつけるためにそんな労力を払わねばならないのでしょうか。なるべく手を抜けるところは抜きたいものです。 そこで紹介するのが「レキシ - 狩りから稲作へ」です。この曲はさいごの間奏以外はコード進行がまったく同じです。久石譲のSummerやひぐらしのYouといっしょです。
ではどう起伏をつけているのか?いちいち言い出すときりがないのですが、リズムでもっていっている部分が大きいです。音楽とはリズムなので、リズムには気をつけましょう。 あとAメロをラップにするとメロディを考えなくてよいです。その代わりライムがたいへんになります。世の中にはメロディよりライムが出る人もいるので、あなたがそうだといいですね。

もうひとつ、この曲から大事なことがわかります。いい感じの曲なら歌詞はこういう感じでも逆に魅力になるということです。 え?もっと人生やメキシコなどかっこいいものについて歌いたい?それはそうです。レキシもその思いはまったく同じです。彼らにとっては歴史ネタの歌詞こそが「かっこいい」のです。 なんのために曲はあるのでしょう?なにかを表現して、聞き手に伝えたいという点はどんな作品、どんな作り手も変わりません。 その「表現したいこと」はあなた次第です。恋愛、中二病、自己啓発、世界平和、宇宙…… 歌詞含めトータルで伝えたいことです。そこはパクるな。それはあなた自身だからです。
その「表現のしかた」、これはむしろこのようなうまくできた曲からパクるところです。 あなたは言葉をしゃべりますね?それはあなたオリジナルですか?まわりの人間からパクりましたね?表現のしかたは伝わってこそなので、積極的にまわりと共有するとよいです。 日をまたいだので話題もまたいでいます。いろいろサークルもまたいで、TOBをはじめかけもちというのも楽しいですね。



High and Dry/Radiohead (by くろだ)



Radioheadの2ndアルバム"The Bends"の3曲目。歌詞とThom Yorkeの高くて細い歌声が絶妙にマッチしている名曲。その歌詞は、青年期に自己憐憫に陥った人が当時を振り返り、その痛々しさを自省するような内容となっている。私自身も高校時代は曲中の"You"みたいな人だったので、この歌詞にはとても共感できる。特に、サビの"Don't leave me high Don't leave me dry"は勝手に自分から閉ざしていった人の悲痛を形にしているようであり、この曲の最も優れている個所だと思う。私がRadioheadを知ったのは大学生になってからだったが、"High and Dry"のような曲にはもっと前から出会っていれば良かったなと思った。

最近、ThomがExeter大学にいた頃に結成したバンド"Headless Chickens"で演奏された"High and Dry"がYouTubeで公開(https://www.youtube.com/watch?v=UgEJiIAeOwk)された。"The Bends"収録のものに比べると、テンポが速い・よりエフェクターを噛ませているなどの違いがある。私はHeadless ChickensバージョンよりもRadioheadバージョンの方が好きである。みなさんはどうだろうか?



TO THE LOVELESS/BOOM BOOM SATELITES (by かとう)



ブンブンサテライツ節全開のヘビーなサウンドではあるんですが、一方でアルバム全体としての物語性が素晴らしく、最後まで聴くととても満たされた気持ちになります。是非最後まで聴いてほしい一枚です。



OMOIDE IN MY HEAD 1/Number Girl (by ぬま)



Number Girlのベスト盤。「透明少女」と「OMOIDE IN MY HEAD」のライブ音源と「鉄風 鋭くなって」が同時に聴けるのが素晴らしい。日本のロックを語るにはNumber Girlは外せないでしょう。なんというか歌詞がすごいというか、this is 向井秀徳って感じの歌詞。最高です。



透明ガール/Nona Reeves (by ぬま)



シャレオツポップバンド日本代表。春か秋の適度に心地いい陽気の日に散歩しながら聴きたい一曲。このバンド、淫夢厨にはおなじみだけど普通にいいバンドだし人気もある。淫夢厨にもファンが多い。



your song/ LOVE PSYCHEDELICO (by 大村壮太)



ラブサイケデリコが好きだったことをふと思い出したので備忘録として。デビューアルバムがタイアップなしで売り上げ驚異の160万枚、非常に幸せな時代にデビューしたユニットですね。それにしてもこの曲は最高。一聴の価値あり。



エヴリディ/JITTERIN'JINN (by 大村壮太)



JITTERIN'JINNはイカ天全盛期に出てきたバンドです。 当時はコミックバンドみたいに思われてたみたいですが、 いやいやドラムうますぎだろ!!!!こんな綺麗な2ビート叩ける人この世に存在しないですわよ!!!!スネアの音も抜けが良すぎる!!!!なんなんだこの女!!!!Aメロなんてずーーーっとスネアの8分ですよこれ????どうやったらこんなに歌う感じで叩けるんや!!!!いやもちろんギターもものすごく特徴的で(ロカビリーっぽいですね)フレーズも良いんだけど、ドラムがやばすぎますので霞んでしまいます。これはやるのは練習すればできなくもないと思いますけど、正確さと表情の豊かさは再現不可能でしょう。

ちなみにこの曲はデビュー曲になります。 彼らの代表曲といえば「プレゼント」と「夏祭り」ですが(ホワイトベリーが原曲だと思っていた人がいるなら懺悔してください)、個人的にはこの曲が一番凄いと思います。プレゼントとかも、ライブで見ると超高速のスカビートを全くぶれずに叩き切る鬼のような所業になっております。そしてサビはお得意のスネア連打「のみ」。アクセントだけで表情を付けています。



⑧最終電車/パスピエ (by 莉菜)



パスピエはギター1本、キーボード1本で同期音源を使わないポップ・ロックバンド。この編成で曲を作ろうとすると分かりますが、スリーピースバンドのようなシンプルさはない。なおかつちょっと音が足りない、ポップスやるならもっとキーボード欲しいし、ロック調ならギターもう1本あった方がいいな、という微妙なラインです(ジャンル観は適当なので反例はいくつでもあります)。

パスピエはそこで安易にメンバーを増やす、同期音源を使うといった発想をせず(実際それができるだけの実力はあると思いますが)、オーケストレーションを工夫することで解決しているように思います。オーケストレーションはいろいろな方法をひとまとめにして言いますが、ここではそれぞれの楽器にどのようなフレーズを演奏させればいい感じに聞こえるかの技術くらいの意味で使っています。
この曲は基本的にエレピが引っ張る感じですが、リフでの右手と左手を重ねて目立たせる、グリッサンドで盛り上げたりアクセントをつけるなどのフレーズは参考になる部分が多いです。また、ギターとキーボを音域、動静でぶつからせないように流れを作るのもセオリー通りのうまさです。その上でボーカルラインに沿ったリズムを各楽器が弾いているため、とても気持ちよく聴ける曲となっています。

声やヴィジュアルで忌避してしまう人も多いかもしれませんが、生楽器のみでバンドをやるならパスピエは参考になる部分が多いので是非聴いてみてください。



これで曲紹介/アルバム紹介は終わりです!今後もTOBの情報は随時更新されるTwitter(@TOB_theOriginal)やこのブログに載せる予定です。少しでも興味を持ってくれた方、ぜひフォローしてくださいね!

【新歓企画】曲紹介/アルバム紹介第二弾【2017】

by 時田


こんにちは、2期の時田です!新歓時期も半ばで、そろそろサークルを決めた人もいるでしょうか。TOBは他バンドサーなどとの兼サーをおすすめしています。もうサークルを決めた人もそうでない人も、TOBを選択肢に入れてみてください!


さて、今回は新歓企画の第2回目。サークルメンバーが好きな曲/アルバムを通して「こんな人がいるサークルなんだ」ということを知ってもらえればと思います。もちろんここにあることは一例ですので、もっと詳しく知りたい方は毎週木曜日にやっている部会(@駒場キャンパスキャンパスプラザA棟1階)や、22日・29日に開かれるバンド組会にて部員とお話しましょう!


凡例 曲名(アルバム名)/アーティスト名(by 紹介者のHN)




8ミリフィルム/アカシック (by 大村壮太)



アカシックを聞いたことがない奴は、ぜひ聞いてほしい。 損はしない!まず全員巧い!フィルの入れ方とかキメの作り方とか、キーボの音作りとか、参考になることが多いですね。いまいち知名度が伸びないのが不思議なくらいです。 この曲は(なんかaikoみたいなのが少し気になりますが)彼らの代表曲でして(まぁエムステでaikoに紹介されたからなんですが)、作詞作曲両方ボーカルの女がやっております。僕はこういう歌詞が好きなんです。8ミリフィルムとタイトルしておきながら、「恋愛は8ミリフィルムのように綺麗ではない」といった落とし方。CHARAの「タイムマシーン」以来、女声ポップに脈々と受け継がれているこの否定的な比喩。音楽雑誌なんかではこの詞は「ギャル文学」と紹介されることも多いようですが、感覚がみずみずしくて素晴らしいですね。 サウンド的には、完全に趣味の領域ですが、このバンドはドラムとキーボが本当に良いんですよ。ドラムは単調じゃないけど決して鬱陶しくはないし、ちゃんと歌物として成り立たせるため単純さと、テクニカルなフィルとかフレーズを両立させてます。強いて言えばアニソンのドラムとかに感覚近いですね。かったるいのでコピーはしたくないです。特に、イントロからAメロ、Bメロからサビのキメとか、絶対本番ずれるだろって思います。キーボは音作りが本当に良い。レトロなサウンドです。オルガンとストリングス基調ですが、90年代のポップスから引っ張ってきたような古臭いフレーズを弾くんです。よいねえ。 アカシックは本当にめちゃめちゃ布教したいんです。聞いて。



Canned Heat/Jamiroquai (by 煮込み無限大)



Jamiroquai というと真っ白な部屋の中でおっさんが平行移動するPVが有名ですね。 この曲のPVでもおっさんが出てきて平行移動まがいのことをしてくれます。 曲もかっこいいからぜひ聴いてみてください。



夏の日、残像/ASIAN KUNG-FU GENERATION (by ぬま)



アジカンの1stアルバムの中でこの曲だけ切なさ乱れうちの感じ。こんな歌詞を書いてみたいと心から思う。アジカンはリライトとかソラニンのイメージが強いがもっとこの曲が有名になって欲しい。もう再レコーディングしてシングル化してよいのでは?と思う。



andymori/andymori (by ぬま)



andymoriの1stアルバム。短い曲が多い。疾走感。2ndアルバムのファンファーレと熱狂の方が人気ありそうだけれど僕は1stの方が好き。よくわからない歌詞も多くて頭空っぽにして聴ける。



⑤愛のゆくえ/きのこ帝国 (by かとう)



きのこ帝国の最新作です。以前は穏やかさと攻撃性が同居した作品が多かったですが、このアルバムでは攻撃性は控えられており、それが逆に死を連想させます。聴きやすい中にもシューゲイザー・レゲエ・ダブなど深いバックグラウンドを感じる多幸感あふれる作品です。



Halcyon Digest/Deerhunter (by かとう)



本当に美しいアルバムです。サイケデリックロックだと思いますが、終始バリエーションに富んだ手法で奇妙な音が鳴らされており、世界観が完成されています。ゆったりとした美しい旋律の中に深い悲しみや狂気、死などを連想させる名盤です。



The Ballad of Peter Pumpkinhead/XTC (by ジョン小林)



XTCの10thアルバム"Nonsuch"の1曲目。XTCは1976-2005まで活動していたイギリスのニューウェーブバンドである。この曲は社会に対してかなり風刺的な曲である。曲自体には明確なモチーフは無いもののPVの方はあからさまに仕込んでいるのでPVを見ることをお勧めしたい。



夢番地/RADWINMP (by 米原)



僕がバンドを始めようと思うきっかけとなったRADWIMPSというバンドの一曲です。映画「君の名は」の音響を担当したことでご存知の方も多いとは思いますが、前前前世のようなアップテンポな曲だけでなく、しんみりするような曲もこのバンドの聞き所です。 夢番地という曲は最初のベースソロだけで「あぁ、綺麗やなぁ」と感じさせるような聞く人を優しく包んでくれる曲です。ボーカルの声も丸く聞き惚れます。また、この曲の最大の魅力といえばなんと言っても歌詞です。野田洋次郎の言葉遊びの上手さがよくわかると思います。言われてみれば当たり前のことでもそんな言い回し思い付くかと聞かれれば唸ってしまうようなフレーズが随所にありますので、ぜひじっくりと聞いてみてください。



Coming To You Live/DPR LIVE (by キムユンサン)



韓国の新鋭アーティストDPR LIVEの初のEP Comming To You Liveは現在韓国ヒップホップシンのトレンドと特徴をよく表しているアルバムです。DPR LIVEは新しいアーティストであるが、すでにYouTubeチャンネルを通じて自分の曲をあげ、注目を集めたことがあり、現在韓国で最も期待されているアーティストでもあります。このアルバムはDEAN、Crush、Jay Parkなど韓国で最も人気あるミュージシャンたちがフィーチャリングに参加しており、それだけにクオリティの高い音楽を収録しています。韓国ヒップホップとアルエンビシーンを理解するため、そして初めて接するに最も良いアルバムだと思われます。



愛を込めて、ウェンディ/Heavenstamp (by Haggy#)



‪この楽曲を語る前に、まずHeavenstampについての紹介から始めたいと思います。‬ ‪このバンドは元々対バン相手などで集まった四人組だったのですが、度重なるメンバーの脱退により二人体制となり、新メンバーを加えるもやはり元の二人体制になってしまいました。その後一時期、もうここらが潮時かなと解散寸前まで行ったものの、当人曰く「首の皮一枚繋がって」、見事に二人体制として完全復活を遂げました。‬

‪そんな彼らが、「二人という制限のもと、二人だからこそできるパフォーマンス」を追求したのがこの楽曲です。‬ ‪ボーカルSally#Cinnamonの声にはライブではエフェクターでコーラスを重ね、普段リードギターを弾いているTomoya.Sはベースを弾きながらバスドラを踏み。もちろん音源としての作品にはギターの音など足されてはいますが。‬ ‪こういう表現方法のチャレンジは作曲するものとして色々やっていきたいものですね。‬

‪この楽曲はBメロのない、いわゆる「ヴァース・コーラス形式」の曲(という認識で合ってるのか不安ですが)なんですが、注目して欲しいのはコード進行です。‬ ‪ヴァースとコーラスで同じコード進行というのは良くある構成です。ところがこの楽曲はワンセット八小節のうちラスト二小節だけコードが異なるのです。たった一つのコード変化でも、全体のコードの聴こえ方が変わってきますね。‬

歌詞の世界観も素敵です。‬ ‪実はこの楽曲が収録されたアルバムの発売はまだ(五月に出ます!)で正確な歌詞は分からない分多くは語りづらいのですが、二番Aメロの「仕舞い損ねたクリスマスツリーの様な私は哀れかしら」って歌詞とか好きです。‬ ‪曲紹介は以上となりますが、ついでのひとことを。‬ ‪この楽曲以外にも「ウェンディ」がタイトルにある楽曲は色々ありますよね。僕は中でもビレッジマンズストアの「WENDY」、SPYAIRの「WENDY ~It's You~」が好きなのでそちらも是非ご一聴を。俺もなんかウェンディ曲作ろかなー?‬



今回は以上となります!新歓期の予定は随時更新されるTwitter(@TOB_theOriginal)やこのブログに載せる予定です。オリジナルバンドに少しでも興味を持ってくださった方、ぜひTOBであなたと会えるのを待っています!

【新歓企画】曲紹介/アルバム紹介第一弾【2017】

by 時田


こんにちは、TOB2期の時田です!4月は始まりの季節、今年新しく大学に入った人もそうでない人も、オリジナルバンドなんて始めてみませんか?これまで経験者でも未経験者でも、「オリジナル曲を作る」「バンドをやる」のどっちかしかやったことない人でも大丈夫!TOBでは作曲講習や合宿などで経験を積むことができます。また作曲はともかく、コピーじゃないバンドでやってみたいという人も歓迎!

今回は新歓企画としてサークルメンバーが好きだったり作曲の参考にしている曲/アルバムの紹介をしていきます。新入生のみなさんは「こういうのが好きな人がいるサークルなんだな」「こういうの参考にして曲作ってるんだな」みたいな雰囲気をなんとなく感じ取ってもらえれば幸いです。それでは早速行ってみましょう!


凡例 曲名(アルバム名)/アーティスト名(by 紹介者のHN)




Contender/The Pains of Being Pure at Heart (by 小川)




ようこそTOBへ!2期の小川です、お会いする機会があればよろしくです~。 曲紹介と作曲講習の合わせ技をやります。
こちらにいらっしゃるみなさんは大なり小なり作曲に興味がありますね?あるのです。
では、実際に曲を作ったことはありますか?さすがにこれは人それぞれだと思います。
この記事では「うち曲作り興味あるけどどないしたらええかわからへん……」という人のほうを向いて話をします。

世の中、さまざまな曲がありますが、ここに来ている人々はバンドの曲をやりたい人が多いですね?あなたもそうなのです。 ではバンドの曲を作るにはどうすればいいのか?ギターができると有利です。なぜならコード(和音)が出せる上、かっこいいリズムも鳴らせます。なので、じゃかじゃか弾きながらうまいこと鼻唄を歌うと、それはもはや曲です。 この曲なんかまさにそうです。 タンバリンがいたり、ボーカルが複数人いたりしますが、これがいわゆる弾き語りというやつです。弾き語りといっても本当に語る人は珍しく、たいていは弾き歌いです。 そして、曲を作る上でいちばん大事なことがあります。それは「うまくパクる」ということです。

私はこのサークルに入って本格的な作曲をはじめました。そのさいしょの曲は、これをパクりました。
ここで丸パクりすると、倫理的、法的、とにかく問題になりがちです。なので、ちょっとだけパクるとよいです。

当時の私は「ギターをじゃかじゃかやって、ふわふわ歌って、AメロとBメロでできている曲」というところをパクり、コード進行やメロディ、歌詞などを適当に考えました。もはやこれは作曲です。
基本的に音の鳴り方、構成、コード進行、リズム、メロディなどを完全一致させないように気をつけると倫理的、法的にもよくなりがちです。


せこいことをいうと、こういうマイナーな曲をネタにすると、バレてもそれ知ってるのすげえっていう感じになりがちです。 とはいえ、変に背伸びするより自分が好きなやつを元にしたほうがよくなりがちです。その好きなやつも深く知れたりしてお得感があります。 みなさんもこの程度の気軽さで適当にパクっていくと曲ができなかったりできたりします。ポシャっても切り替えやすいし、そのくせうまくいくと楽しいです。 世の中にはいろんなサークルがあります。そのなかでTOBに興味をお持ちになったのもなにかの縁、大事にしていけるとよいですね。




The King of Limbs/Radiohead (byかとう)




レディオヘッドファンの中も好みが分かれるこのアルバムですが僕はかなり好きです。ミニマルなリズムと独特な音色・旋律が特徴で、怪しさの中にも高揚感があります。短いアルバムですが最後は美しく終わります。




③加爾基 精液 栗ノ花/椎名林檎 (byかとう)




椎名林檎の中でも特にダークな一枚で、僕はこれが一番好きです。歌謡曲・映画音楽を思わせる、椎名林檎独特のメロディが存分に楽しめます。宗教、茎、葬列の三曲が特に存在感抜群です。曲順もよく、聴き終わった時には恐怖に似た感情が残ります。




④TEAM ROCK/くるり (byぬま)




くるりの3rdアルバム。「ばらの花」と「ワンダーフォーゲル」は代表曲。「愛なき世界」や「トレイン・ロック・フェスティバル」といったロック色の強い曲もいいが、個人的には「C'mon C'mon」や「永遠」といったあたりが聴けば聴くほど好きになった。




⑤delayed/Syrup16g (byぬま)




Syrup16gの3rdアルバム。2ndは暗くてドロドロした曲が多かったが3rdはアコースティックで優しい曲が増えた印象。決して明るい曲が多いわけではないが、優しく隣に寄り添ってくる感じ。「Reborn」はいろんなバンドがライブでカバーしたりしている。




⑥プラチナ/坂本真綾 (byぬま)




これがもう10年以上前の曲とは信じられない。メロディーラインとコード進行が素晴らしい。こんな最高の曲をOPにしたCCさくら、末恐ろしい。




⑦Avenger o.s.t./ALI PROJECT (by 時田)




アリプロが初めてアニメの音楽を主題歌から劇中音楽まで作ったアニメのサントラ。アニソン業界に入るのに呼応し、攻撃的歌詞と高速メロディを特徴とする、「黒アリ」と呼ばれるような曲を出すようになった時期のものです。OP・EDになっている黒アリ曲もいいのですが、このアルバムでは劇中のインスト曲が多数入っており、打ち込みならではの退廃的音世界を十分に堪能できます。




⑧Blurry face/Twenty one pilots (byいのり)




アメリカ合衆国オハイオ州にて結成された2人組ロックバンド。曲の世界観、グルーブのあるドラミング、また歌詞も魅力的です。




⑨BEST OF VOCAL WORKS[nZk]/澤野弘之 (byこーかふ)




主にアニメのサントラで活躍している澤野弘之さんの歌付きの曲だけ集めたアルバムです。様々な形式の作品があり、また色々なタイプの歌手が歌っているので聞いていて飽きないと思います。有名どころではAimerさんも参加しています。私はこの人の作品はそのアニメやドラマを見ていなくても聞いています。単純に曲として楽しめると思うのでぜひ聞いてみて下さい。




⑩最終公演/大森靖子&ピンクトカレフ (by 大村壮太)




すっかりメジャーアーティストになってしまった感のある大森靖子が、インディーズ時代組んでいたバンド「ピンクトカレフ」。
演奏がどうしようもなく野暮ったくて、どうしようもなくインディーなのですが、そのせいもあってかメジャーデビューと同時に全員サッと切られてしまいました。黒木渚みたいなもんですね。 「最終公演」は、大森靖子がAVEXからメジャーデビューする前夜、インディーズ時代の最後の瞬間、まさに23:59に演奏した楽曲でありまして、私も新宿ロフトでその瞬間を見ていました。彼女の曲は本当にコードが良いんですよね。アコギだからこそだせる手作り感とセブンスの響きが、たまらなくイイですね。この曲の最大の聴きどころは、まぁ聞いてもらえるかわかりませんけど、Aメロですね。歯ブラシを鼻の穴に突っ込んで、「そういえば恋の終わりも痛かった。」などと思い出す感覚。強いですね〜。 大森靖子のインディーズ時代の楽曲というのは、どれも生活感がエグくて生々しいんですね。まさに、ギター一本で、ノスタルジーに中指を立てながら、生活を切り売りする孤高のアーティストといった感じでした。神々しい。メジャー行ってからはどうやら大衆とメンヘラ女子の神になろうとしているようですが(本人がやりたかったことなのでしょうけれど)、彼女がリードしてきた高円寺や下北のサブカルチャー界隈は正直がっかりしているんじゃないでしょうか。いや信者なので何があってもついて行きますけど。 大森靖子のインディーズ時代の楽曲というのは、どれも生活感がエグくて生々しいんですね。まさに、ギター一本で、ノスタルジーに中指を立てながら、生活を切り売りする孤高のアーティストといった感じでした。神々しい。メジャー行ってからはどうやら大衆とメンヘラ女子の神になろうとしているようですが(本人がやりたかったことなのでしょうけれど)、彼女がリードしてきた高円寺や下北のサブカルチャー界隈は正直がっかりしているんじゃないでしょうか。いや信者なので何があってもついて行きますけど。




いかがでしたでしょうか?この曲紹介/アルバム紹介企画は新歓期に何回かに分けて投稿します!新歓期の予定は随時更新されるTwitter(@TOB_theOriginal)やこのブログに載せる予定です。オリジナルバンドに少しでも興味を持ってくださった方、ぜひTOBであなたと会えるのを待っています!

【歌詞紹介】A Bus Stop

こんにちは!2期のくろちゃんです。
私がバンマスを務めるA Bus Stopのバンド紹介に続いて,駒場祭で演奏する3曲の歌詞を紹介します!ライブに来てくださる方は是非,お暇なときにさらっと眺めてみてくださいね。

1. era
ゆるやかに 落ちていく明かりの向こうに
浮かぶ丸い月は僕たちを見下ろして何を思う?
この星の支配者気取りに夢中で
広い夜空を見渡すことも無くなったちっぽけなもの?

守るべきものなど 見失いかけてた僕たちは
気づけばいつか 奪い返すことにとらわれて
壊した後に悔やんでばかり

時代がまたひとつ 幕を閉じるときを迎えて
幾千の涙が積み重なって土を
潤して芽生えたいのちが
暗闇の中に希望の産声を上げる
苦しみの時も信じることをやめず
祈り続けた未来はそこに

月はただ優しい微笑みを浮かべ
昔も今も変わることなく全てを見守っている

あたたかな火は 罪なき者たちを傷つけて
気づきもせずに 灰の中に落とした幸せ
耳を澄ませば 遠く叫んでいる

時代がまたひとつ 幕を閉じるときを迎えて
幾千の涙が積み重なって土を
潤して芽生えたいのちが
暗闇の中に希望の産声を上げる
苦しみの時も信じることをやめず
祈り続けた未来はそこに

(作詞: Y.Kurose)
夏合宿では与えられたお題に基づいてバンド毎に楽曲制作を行うのが恒例なのですが,今年のお題はなんと2つ、「月」と「革命」でした。それを意地で両方ねじ込んだのがこの曲です。2曲に分けても別によかったんですけどね。

科学による革命と、変わらず優しく微笑む月。そんなテーマで書きました。

ぬま君による優しい月光を思わせるコード進行、そしてナガトモ曰く「激しいバラード」を目指したアレンジ。そんな曲の持つオーラに寄り添った詞と旋律になっていればと思います。


2. アンチ・エンターテイナー
変わる兆しは見えない
冷え切った心はコンベアに預けて

何がしたいんだ、お前は
明日を今日に引きずり込むことばかり繰り返し

どこに生きている

やってくる現実を次々と
反射神経だけを頼りに
打ち返し疲れたお前はもう
そこにはいないんだ

埋もれた時間は帰らぬまま
僕らの間をたゆたうんだ
生まれたその時の鼓動だけが
止まずに続いてる

やってくる現実を次々と
反射神経だけを頼りに
打ち返し疲れたお前はもう
そこにはいないんだ

夢見てばかりはいられないよ
そんな世界を憎めばいいさ
抱えた苦しみは僕が全部
食いつぶして生きてやる

抱えた苦しみ食い尽くすまで

(作詞: Y.Kurose)
わたしの大好きな作家・津村記久子さんに,「ポトスライムの舟」という作品があります。昼は工場夜はカフェ,土曜には他のパートも入れて働き詰め,それでただなんとか生活を保っている主人公。自分の年収で世界一周の旅に行けることに気がつき,その夢を抱くようになってから,彼女は生きている感覚をおぼえるようになります。

誰かに希望を与えようとか、誰かを幸せにしようとか、そんな大それた考えを持ったことはなかった。それができる人は素直にすごいと思うし、そうやって活躍してほしいです。心の底から。

なにかと生きづらい世の中ですね。ひとのつらさや悲しみを食って生きられたら良いな,なんて思います。

わたしが合宿前日に勢いで作ったラフなデモを、バンドメンバーが素敵なアレンジに仕上げてくれました。ぬま君が苦労して作り込んでくれたギターのサウンド、中谷さんのピアノのボルテージ、NIKOMIくんのドラムの緊張感、ナガトモのベースの冴えたメロディー。みんな、本当に、大好きです。


3.A Bus Stop
教室の片隅でいつ見てもあの人は 窓の外を眺めて考え事をしてるの
なんにも手につかない まさか友達になんて言えないし私はどーしたらいいの?

今日も帰りに見かけたあの娘
        このバスならあの人に会えるかな
ちょっといつもと違う気がして
        毛先少しだけ巻いてみたの あの人は気づいたかな?

Baby 君のこともっと
Baby 知ってみたいの
Baby どんなことでも
Baby 聞かせてよ

僕はなんにもできないし冴えない男だから 話しかけたら引かれちゃうかも
でも 諦めきれないな!

君は何が好きで どんなうたを聴くの?
そんな話をして 笑いあいたいな

今日は帰りに会えなかったな
        他の女の子と歩いていたし
明日は同じバスに乗れるかな?
        気付いてほしい私の気持ちに どうやったら届くのかな

Baby 君のこともっと
Baby 知ってみたいの
Baby どんなことでも
Baby 聞かせてよ

(作詞: ナガトモユウタロウとA Bus Stop)
とにかく歌詞に悩んだ一曲です。合宿最終日の成果発表ライブの前夜にナガトモと中谷さん・わたしの3人で,登場人物とストーリーを設定し,ああでもないこうでもないと頭を悩ませて言葉を慎重に選びながら書き上げた歌詞なので思い入れは深いです。高校生の初恋をテーマにした曲を作ろう!と意気込んだは良いものの男子校・女子校出身者ばかりが3人寄っても文殊の知恵はなかなか浮かばず,完成したのは深夜3時半でした。

察しの良い方は気づかれたかと思いますが,この曲は男女ツインボーカルです。初恋のわくわく感をイメージした,楽しくポップな曲に仕上げました。のりながら聴いて下されば嬉しいです。

Top|Next »

HOME

TOB

Author:TOB
東大唯一のオリジナル曲制作・演奏サークル、TOB(東大オリジナルバンド研究会)のブログです。連絡先は
mail : tob5481930@gmail.com
twitter : @TOB_theOriginal (DM)
まで。

この人とブロともになる

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。