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東大唯一のオリジナル曲制作・演奏サークル、TOB(東大オリジナルバンド研究会)のブログです。

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歌詞紹介

二期の小川です。フルネームでは小川ユウと名乗ります。
今日のライブ、ソロで演る曲の歌詞と解説をのっけておきます。
自作曲の解説というのは相当に恥ずかしい行為だと思っていて、今まで避けてきていました。
ですが先日の後輩たちの紹介を読んで、聞いている側からすると面白いものだなあと思い直しまして。
それではお楽しみいただければ幸いです。

1. 海辺の街で

海辺の街で 終わりを待つよ
同じ病気の 君といっしょに

波打ち際で 笑いあうのは
まじめな嘘を 重ねてるだけだよ?

明日もこうやって 楽しめる保証は
君の指の先に 頼りたいな

子供のままで 年老いていく
潮風が今 錆び付かせていくよ?

よどんだ雲の色 水面に映って
君の中が全部 腐っていく

海辺の街で 終わっていくよ
声を聞かせて 最後にもう一度

〈解説〉

The BeatlesにBlackbirdという曲がありまして、単純な弾き語りなんですがセンスにあふれた名作です。
その特徴のひとつにギターの3弦をずっと鳴らし続けるというところがありまして、この曲はそれをパク……真似ました。
やってみると10分くらいでAメロとBメロの伴奏ができて。メロディも奇をてらわずに弾いてる音そのままなぞって。
Cメロはメジャーコードを短3度上行させて気合いで終止っぽくするという荒業をやったので、起伏ゼロのメロディに。
間奏は木下美紗都の1st albumのなにがしかっぽい感じでまとめて。という感じで、ぽいぽいできてしまった曲です。
下に載せている豪州節みたいなのは意識しないとできないので、おそらくこちらが素ですね。
歌詞も5分くらいで書きました。幼稚園のころは海辺の町に住んでいて悪い思い出はないはずですが、海をテーマにするとこういう感じになります。

普段着な曲なので反応が楽しみです。

2. 自由自在

自由自在に歌えない時代 気づかぬうちに放つ異彩 否応なく感じる悲哀
自由自在に歌えない時代 その姿と向き合う気合 そのときに開ける視界

まずは昔々の物語 街の中でも星明り
見えていた頃の話 ヒトはみんなお互いに
居場所に束縛されていてそれが上策ではないにせよ
独自のノウハウ体にしみつかせてまっすぐに上達すくすくと

黒だけで書いた水墨画を下書きに色塗って調和させていた
振り返ってみる僕らがそんなふうなクラシックの評価を
「古臭い地味な色物」の安直すぎる一言で
終わらすのは見どころ無視する身の程知らず

自由自在に歌えない時代 気づかぬうちに放つ異彩 否応なく感じる悲哀
自由自在に歌えない時代 その姿と向き合う気合 そのときに開ける視界

お待たせしました21世紀「音楽」はファッションです
選ぶ基準はTPOでテンプレートの量産コーデ
サイズ違いも多少は込みで相槌用の無難な方へ
だいぶ血がにじむくらいにきつくても「あいつみたいに浮いちゃうよりはマシだよね」

↑横暴な同調圧力の膨張には堂々と応答
戦々恐々な行動は早々に投了~
オリジナリティ皆無のメロディよみがえらせるライムのセオリー
次に見るマイルストーン目途に気軽なタイプの線路に

自由自在に歌えない時代 気づかぬうちに放つ異彩 否応なく感じる悲哀
自由自在に歌えない時代 その姿と向き合う気合 そのときに開ける視界

自由自在なはずの世代、時計の針はもとに戻せない
どうしようもないめまいを乗り越えていくのはふとした出会い
裸でダイブだパンクロック ビートを盗んでヒップホップ
ムカつく奴には空手チョップ はじめてのときに感じたショック

演奏技術も関係なくパクりも音程も気にせず突き進んでいく初期衝動の力
でも今は両方とも内輪ノリのお約束を繰り返してる体育会系マネた縦社会、
反体制の「は」の字もねえただの様式美の音楽スタイルに成り下がってしまった
現代音楽もフリージャズもノイズミュージックもプログレもなにもかもがファッションです

自由自在に歌えない時代、
自由自在に歌えない時代、
自由自在に歌えない時代、
自由自在に歌えない時代。

〈解説〉

ヒップホップやってみたかった、という曲です。にわか丸出しですが韻辞典で検索しまくって書き上げました。
昔からヒップホップのビートはかっこいいなと思いつつも、ラップに違和感がぬぐえずそこまで聞く気にはならなくて。
Rhymesterやスチャダラパー辺りから慣らしていって、だんだんと魅力を見出して。
そしていわゆる「俺は東京生まれ ヒップホップ育ち」みたいなのはバンドミュージックに置き換えると日本語ロック論争が起こっていたころみたいなもんなんだなという納得をしました。
それからしばらくは聞きはすれど作れる気がしなかったのですが、DJ Middlecapsという新星の登場に刺激されまして。
もうひとつ、流行に三歩下がってついていくことで定評がある僕はようやっと「フリースタイルダンジョン」見はじめまして、それでラップの良し悪しをはかる基準のなんとなくの輪郭をつかんだこともあり、いっちょやってみっかとキーボードをたたきました。
歌詞は「自分の音楽とはなにか」みたいな感じですが、まだまだとっちらかってますね。韻を乗りこなす体力がないです。改めてラッパーを尊敬します。

このライブ出演エントリーしてから書きはじめたので、トラックもできなかったしギターの伴奏も単純だし、歌詞もまだ推敲の余地はあるしで叩き台的なやつです。


3. 豪州節

※グダイグダイ ハッザゴイン グダイグダイ ハッザゴイン

忙しない 夜中に熱い コーヒーを

頭上から 星影落とす 天の川
砂漠の肌に 輝ける闇

※(くりかえし)

茜さす 紫匂う ジャカランダ
花は占う そのパスワード

※(くりかえし)

ユーカリが もえる山並み さんざめく
巡る魂 光を灯す

砂漠の肌に 輝ける闇

グダイグダイ ハッザゴイン グダイグダイ ハッザゴイン ハッザゴイン

〈解説〉
民謡っぽいメロディにおしゃれなコードをのっけたい、というのが僕の基本的な作曲姿勢でして。
そこそこ慣れてきたし、ここらで一曲がっつり民謡によせた曲を作ろうかというのがこの曲のコンセプトです。
Aメロの出だしはRideのVapor Trailをパク……参考にして、そこからは開放弦鳴らしながらルート下げていってという感じです。
開放弦を響かせておくと、コードの基本的な構成音ではなくても開放弦の音を基準にして歌えるので、テンションをメロディに使えます。
それに(低音の場合が多いですが)同じ音が続くのは非西洋音楽(非コード音楽)感が出るので好都合です。

歌詞は内容的にはオーストラリア、形式的には囃子言葉と七五調がキモです。
囃子言葉は「ソーラン節」のようにその民謡の代名詞にもなるものですが、とくに意味はない感嘆詞です。
とくに意味がないものを創作するのはしんどいので、オーストラリア英語のG'Day、How's it goin'を拝借してカタカナで歌いました。
七五調にする必要は必ずしもなかったのですが、オーストラリアは季節が逆で独自の自然がたくさんありますし、せっかくなので。
秋の風物にはろくなものがなかったので無理やりコーヒーにしておきましたが、作っている最中に短歌だったら季語がいらないことに気づきました。
「茜さす」の枕詞、「もえる」の掛詞など、それっぽいことができて満足です。

全体的に気に入っている曲で、手応えもあったのでまたやります。

以上です。斜め読みでかまいませんので見ていただけるとうれしいです。
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