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東大唯一のオリジナル曲制作・演奏サークル、TOB(東大オリジナルバンド研究会)のブログです。

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【新歓企画】曲紹介/アルバム紹介第三弾【2017】

by 時田


こんにちは、2期の時田です!新歓時期も終わりですね。TOBに入ってくれた方々、これからよろしくお願いします!また、TOBは年度途中からの入会も歓迎ですので、新歓期に迷っていたけど結局入らなかった、オリジナルもやりたくなった、オリジナルバンドを組んだけど披露する場がないといった方はぜひTOBへの入会をご検討ください!


今回は新歓企画としてやってきた曲/アルバム紹介企画の最後です。このような企画がなくてもブログではTOBのメンバーが各自音楽や作曲に関する記事を投稿していますので、これからもチェックお願いします!そして新入部員の方々もどんどん記事を書きましょう!


凡例 曲名(アルバム名)/アーティスト名(by 紹介者のHN)




狩りから稲作へ/レキシ (by 小川)



ようこそTOBへ!2期の小川です、お会いする機会があればよろしくです~。 こちらにいらっしゃるみなさんは大なり小なり作曲に興味がありますね?あります。 では、実際に曲を作ったことはありますか?さすがにこれは人それぞれだと思います。 この記事では「とっかかりはええんやけど曲が完成せえへん……」という人のほうを向いて話をします。 どうすれば曲になるのか?まず暴論をいうと、世の中には0秒の曲などもあります。あなたが曲であると主張すればそれは曲です。ただ、なかなかバンドメンバーが納得する確率が低そうですね。 聞かせる相手が現代日本人ということを考えると、「長さはおよそ3分~5分」「パートは歌・ドラム・ベースとなんか和音を出すやつがある」「Aメロとかサビとかがある」くらいはクリアしておくほうがよさそうです。
パートに関しては、あなたはバンドやりたいパーソン(ポリティカルコレクトネス)なので心配がないです。いちばんしんどいのはさいごの「展開の組み方」です。これが組めれば長さはいい感じについてきます。

ではどうすれば展開が組めるか?一から考えるのはしんどいので、パクるとよいです。というか、パクって文句言われないです。 そもそも展開を組むときや把握するときには何が基準になるのでしょうか?現代日本人は彼らが「サビ」と呼ぶ部分が曲の中心だと信仰しているそうなので、「ほかの部分がサビとうまくつながるかどうか」というのはよさそうです。 だったら、うまくつながるというのは何だというのか!さまざまなパターンがあります。長くなりましたが、今回はいちばんコスパがよいやーつを紹介します。

展開の起伏をつけるためには、メロディに加えリズム、コード、キメ、フレーズ……ほぼ無限に等しい要素を考慮します。しかし、なぜ起伏をつけるためにそんな労力を払わねばならないのでしょうか。なるべく手を抜けるところは抜きたいものです。 そこで紹介するのが「レキシ - 狩りから稲作へ」です。この曲はさいごの間奏以外はコード進行がまったく同じです。久石譲のSummerやひぐらしのYouといっしょです。
ではどう起伏をつけているのか?いちいち言い出すときりがないのですが、リズムでもっていっている部分が大きいです。音楽とはリズムなので、リズムには気をつけましょう。 あとAメロをラップにするとメロディを考えなくてよいです。その代わりライムがたいへんになります。世の中にはメロディよりライムが出る人もいるので、あなたがそうだといいですね。

もうひとつ、この曲から大事なことがわかります。いい感じの曲なら歌詞はこういう感じでも逆に魅力になるということです。 え?もっと人生やメキシコなどかっこいいものについて歌いたい?それはそうです。レキシもその思いはまったく同じです。彼らにとっては歴史ネタの歌詞こそが「かっこいい」のです。 なんのために曲はあるのでしょう?なにかを表現して、聞き手に伝えたいという点はどんな作品、どんな作り手も変わりません。 その「表現したいこと」はあなた次第です。恋愛、中二病、自己啓発、世界平和、宇宙…… 歌詞含めトータルで伝えたいことです。そこはパクるな。それはあなた自身だからです。
その「表現のしかた」、これはむしろこのようなうまくできた曲からパクるところです。 あなたは言葉をしゃべりますね?それはあなたオリジナルですか?まわりの人間からパクりましたね?表現のしかたは伝わってこそなので、積極的にまわりと共有するとよいです。 日をまたいだので話題もまたいでいます。いろいろサークルもまたいで、TOBをはじめかけもちというのも楽しいですね。



High and Dry/Radiohead (by くろだ)



Radioheadの2ndアルバム"The Bends"の3曲目。歌詞とThom Yorkeの高くて細い歌声が絶妙にマッチしている名曲。その歌詞は、青年期に自己憐憫に陥った人が当時を振り返り、その痛々しさを自省するような内容となっている。私自身も高校時代は曲中の"You"みたいな人だったので、この歌詞にはとても共感できる。特に、サビの"Don't leave me high Don't leave me dry"は勝手に自分から閉ざしていった人の悲痛を形にしているようであり、この曲の最も優れている個所だと思う。私がRadioheadを知ったのは大学生になってからだったが、"High and Dry"のような曲にはもっと前から出会っていれば良かったなと思った。

最近、ThomがExeter大学にいた頃に結成したバンド"Headless Chickens"で演奏された"High and Dry"がYouTubeで公開(https://www.youtube.com/watch?v=UgEJiIAeOwk)された。"The Bends"収録のものに比べると、テンポが速い・よりエフェクターを噛ませているなどの違いがある。私はHeadless ChickensバージョンよりもRadioheadバージョンの方が好きである。みなさんはどうだろうか?



TO THE LOVELESS/BOOM BOOM SATELITES (by かとう)



ブンブンサテライツ節全開のヘビーなサウンドではあるんですが、一方でアルバム全体としての物語性が素晴らしく、最後まで聴くととても満たされた気持ちになります。是非最後まで聴いてほしい一枚です。



OMOIDE IN MY HEAD 1/Number Girl (by ぬま)



Number Girlのベスト盤。「透明少女」と「OMOIDE IN MY HEAD」のライブ音源と「鉄風 鋭くなって」が同時に聴けるのが素晴らしい。日本のロックを語るにはNumber Girlは外せないでしょう。なんというか歌詞がすごいというか、this is 向井秀徳って感じの歌詞。最高です。



透明ガール/Nona Reeves (by ぬま)



シャレオツポップバンド日本代表。春か秋の適度に心地いい陽気の日に散歩しながら聴きたい一曲。このバンド、淫夢厨にはおなじみだけど普通にいいバンドだし人気もある。淫夢厨にもファンが多い。



your song/ LOVE PSYCHEDELICO (by 大村壮太)



ラブサイケデリコが好きだったことをふと思い出したので備忘録として。デビューアルバムがタイアップなしで売り上げ驚異の160万枚、非常に幸せな時代にデビューしたユニットですね。それにしてもこの曲は最高。一聴の価値あり。



エヴリディ/JITTERIN'JINN (by 大村壮太)



JITTERIN'JINNはイカ天全盛期に出てきたバンドです。 当時はコミックバンドみたいに思われてたみたいですが、 いやいやドラムうますぎだろ!!!!こんな綺麗な2ビート叩ける人この世に存在しないですわよ!!!!スネアの音も抜けが良すぎる!!!!なんなんだこの女!!!!Aメロなんてずーーーっとスネアの8分ですよこれ????どうやったらこんなに歌う感じで叩けるんや!!!!いやもちろんギターもものすごく特徴的で(ロカビリーっぽいですね)フレーズも良いんだけど、ドラムがやばすぎますので霞んでしまいます。これはやるのは練習すればできなくもないと思いますけど、正確さと表情の豊かさは再現不可能でしょう。

ちなみにこの曲はデビュー曲になります。 彼らの代表曲といえば「プレゼント」と「夏祭り」ですが(ホワイトベリーが原曲だと思っていた人がいるなら懺悔してください)、個人的にはこの曲が一番凄いと思います。プレゼントとかも、ライブで見ると超高速のスカビートを全くぶれずに叩き切る鬼のような所業になっております。そしてサビはお得意のスネア連打「のみ」。アクセントだけで表情を付けています。



⑧最終電車/パスピエ (by 莉菜)



パスピエはギター1本、キーボード1本で同期音源を使わないポップ・ロックバンド。この編成で曲を作ろうとすると分かりますが、スリーピースバンドのようなシンプルさはない。なおかつちょっと音が足りない、ポップスやるならもっとキーボード欲しいし、ロック調ならギターもう1本あった方がいいな、という微妙なラインです(ジャンル観は適当なので反例はいくつでもあります)。

パスピエはそこで安易にメンバーを増やす、同期音源を使うといった発想をせず(実際それができるだけの実力はあると思いますが)、オーケストレーションを工夫することで解決しているように思います。オーケストレーションはいろいろな方法をひとまとめにして言いますが、ここではそれぞれの楽器にどのようなフレーズを演奏させればいい感じに聞こえるかの技術くらいの意味で使っています。
この曲は基本的にエレピが引っ張る感じですが、リフでの右手と左手を重ねて目立たせる、グリッサンドで盛り上げたりアクセントをつけるなどのフレーズは参考になる部分が多いです。また、ギターとキーボを音域、動静でぶつからせないように流れを作るのもセオリー通りのうまさです。その上でボーカルラインに沿ったリズムを各楽器が弾いているため、とても気持ちよく聴ける曲となっています。

声やヴィジュアルで忌避してしまう人も多いかもしれませんが、生楽器のみでバンドをやるならパスピエは参考になる部分が多いので是非聴いてみてください。



これで曲紹介/アルバム紹介は終わりです!今後もTOBの情報は随時更新されるTwitter(@TOB_theOriginal)やこのブログに載せる予定です。少しでも興味を持ってくれた方、ぜひフォローしてくださいね!
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